ついさっきまで、テレ朝でやってた「Matthew’s Best Hit TV」を見ていたら、
地方出身の芸能人たちが、それぞれの出身地の方言を炸裂させて戦う
面白いコーナーをやっていて、一人でウケまくってしまいました(^^)
日本語というのは実に奥が深くて面白いなぁって、改めて思いつつ、同郷の
はしのえみにエールを送りながら熱くなって見てました。
実家のお母さんとか親しい地元の友人なんかに電話をかけて、ずーっと共通語と
共通語のイントネーションを保つというルールのコーナーがあったんですけど、
つられずに共通語を保つのって、意外と難しいみたいですね。どの芸能人も、
ことごとく訛って失敗してました。
自分では訛ってないつもりでも、知らず知らずのうちに相手につられてしまい、
一度気にし始めたら最後、もうボロボロに崩れてしまって。
あと、面白かったのが、同時翻訳。手元にある紙に、方言だけで書かれた文章を
持って、それを見て、頭の中で共通語に訳しながら共通語で読むんです。
これがまたすごく難しいらしくて、挑戦者のあまりの訛りっぷりは、もう爆笑モノ
でしたよ。私も挑戦してみたいなぁと思っちゃいました。
私、実は自信あるんですよね。英語はムリでも、地元の方言と共通語に関しては
もう完璧なバイリンガルですから。つられる事も、ほとんど無いと思います。
だけど、地元の友達と話す時にはバリバリ訛りますよ。当たり前ですけどね。
あと、訛りではなくて古い方言なんかもよく知ってますから(両親の影響で)、
同年代の若者にはわからないような、明治生まれのお年寄りが話す方言も
理解できます。県外の方には、ほとんど外国語にしか聞こえないでしょうけど。
でも、日本って本当に面白い言葉の文化を持ってますよね。
同じ県内でも、その地域によって物の呼び名が違ったりする事もよくあるし、
逆に、他の県と同じ表現で同じ使い方をする言葉があったりもする。
テレビの影響で、これからどんどん方言って失われていくと思いますけど、
やっぱり、遠く離れた所から地元に帰ってきたりした時なんかに、聞いて妙に
ホッとしてしまう方言・訛りって、私、すごく好きなんですけどねー。
陣内孝則の博多弁、芳本美代子の山口弁、柴田理恵の富山弁・・・と、いろいろ
ありましたけど、東京に25年も住んでいながら、地元の後輩と話していると
やっぱり訛ってしまう陣内さんの博多弁は、中でもけっこう笑えました(^^)
「何ば言いようとー?」とか、「来るったい」とか、ついつい出ちゃうみたいですね。
たまに、東京に就職したり嫁いだりした昔の友人と会った時、こっちにいるのに
共通語が抜けなかったりするのを見ると、ちょっと寂しくなってしまうけど、
やっぱり、共通語ってそれだけ染み込み易いものなんでしょうね。
と、たまにはマジメな話も書いてしまうconnieでありました。おしまい。